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システム管理サポート - Unix上の手法1

 
iBINDのインストール

手順1:iBINDのダウンロード
現在無償ダウンロード用にiBINDの3つのバージョンが利用可能です。
手順2:iBINDのコンパイル
iBIND4用の使用法
  1. tarファイルを解凍するには、以下をタイプします。
    tar zxvf ibind-4.9.7-IDNS.tar.gz
  2. Makefileのカスタマイズにおける使用法は、README及びINSTALLファイルをご参照下さい。続行する前に、必要であれば変更を行います。

  3. プログラムをコンパイルするには、以下を入力します。
    make all

iBIND8 & 9 用の使用法

  1. tarファイルの解凍を行うには、以下をタイプします。
    tar zxvf ibind-9.1.3-IDNS.tar.gz
  2. ディレクトリをsrcディレクトリに変更するには、以下をタイプします。
    cd src
  3. プログラムをコンパイルするには、以下をタイプします。
    make all

注意点:
BIND8はANSI/ISO準拠のCライブラリを必要とします。また、yaccも必要とします。コンパイル時にエラーが発生した場合は、大抵お使いのシステムが上記の要項を満たしていないことが原因です。更なる情報はこちらhttp://www.fsf.org/order/ftp.html にアクセスし、ソフトウェアのGNUバージョンの入手先をご参照下さい。

手順3:iBINDのテスト
iBINDをコンパイルした後、それが正しく作動しているかテストを行います。

まず、namedが1つも起動していないことを確認します。仮にnamedが起動していた場合、ndcを使って停止するか、psを行ってprocessIDを探し、プロセスを強制終了します。

次に、cdで新しいnamedの位置へディレクトリを移動します。
iBIND4の場合、以下をタイプします。

cd named
iBIND8の場合、以下をタイプします。
cd src/bin/named

ルートとして起動してない場合、まずsuを行い、namedを始動します。以下をタイプします。

./named

新しいnamedをテストするには、登録済みの多言語ドメイン名が必要になります。現在はいくつかの母国語エンコードによる、ドメイン名のサンプルのセットを含んだパッケージが用意されています。テストパッケージは以下からダウンロードして下さい。 ibind-testpackage-CURRENT.tar.gz

ダウンロードの後、ファイルを解凍するには以下をタイプします。

tar zxvf ibind-testpackage-CURRENT.tar.gz

次に、testpackageディレクトリ内のディレクトリを変更します。ここでは、URLsと呼ばれるディレクトリがあります。このディレクトリは更にいくつかのサブ・ディレクトリに分割され、ここにはテスト実施のために使用可能なURLsを登録した多言語ドメイン名のサンプルがあります。

ご希望のディレクトリにディレクトリを変更するには、以下をタイプします。

dig `cat <URL_FILENAME>` @localhost

例えば、

cd URLs/big5
dig `cat www.i-dns.net` @localhost

手順4:iBINDのインストール
iBINDをお使いのシステムにインストールするには、以下をタイプします。

make install

これにより、バイナリ−が適切なロケーションにコピーされます。

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