イーラックス株式会社は、「.ai 」、「.ec 」および「.la 」といったトップ･レベル･ドメイン及びセカンド・レベル･ド メイン名の世界的な登録管理行うスターリング･ホールディングス社と長期契約を締結し、子会社であ るイージャパンDNS 社により、「.ai 」および「.ec 」のドメイン名を日本で独占的に提供する。
「.ai 」は日本の若者市場、特に女性をターゲットにした初のドメインとして販売される予定である。彼女 らは映画、雑誌、音楽、ファッション、旅行、食事、その他多くの分野において日本の大部分のトレンド を動かしている。実際に、日本における女性のインターネット・ユーザー数は着実に増えており、現在イ ンターネット･ユーザー全体の38 ％、またインターネットの新ユーザーのうち半数は女性という事実がある。
「.ai 」は、過去に日本国内で販売されたことがない全く新しいドメインであるため、希望するドメイン名を 取得できる確立が高くなると考えている。
「.ec 」は、e コマース(e-commerce)市場に何らかの形で関わる商業的要素を示すトップ･レベル･ドメイ ン名である。過去に使用されたことがない全く新しいドメインであるため、登録希望者は英語・日本語 ともに自分の希望するドメイン名を取得できる確立が高くなる。
日本のB2B 、およびB2C のe コマース(e-commerce)市場の将来性については、電子商取引実証 推進委員会(ECOM)とコンサルティング会社アクセンチュアが経済産業省と協同で行った最近の調査 によると、2000 年から2005 年にかけて450 ％の成長率が見込まれており、1 24 兆円にのぼることが予 想されている。
スターリング･ホールディングス社の最高責任者ギャリー ドノグー氏は「世界第二位のインターネット市場 でイーラックスという焦点の合った会社と仕事ができることをうれしく思います。」と話す。
「.ai 」ドメインの登録は英語・日本語ともに6 月からの開始を予定しており、「.ec 」ドメインの登録も順 次開始予定。
イーラックス社社長のエドワード ミルウォード-オリバー氏は「当社は独自のブランド力のある2 種類のド メイン名商品を確保しています。『.ai 』は日本の若者市場を対象にした初のドメインです。また、『.ec 』 については、e コマースに取り組む日本の企業は自社のウェブ・アドレスにEC を即座に活用できるという メリットがあります。」と語る。
マーケット･リサーチ会社IDC ジャパンが行った最近の調査によると、日本のインターネット･ユーザー数 は2000 年の3,900 万人から、2005 年には1 億400 万人にのぼることが予想されている。これは、携 帯電話によるインターネット･アクセスの急激な増加が主な要因とされる。さらにこの調査では、2005 年 までには日本の総人口の32 ％がオンライン･ショッピングに参加すると予測している。
イーラックス社は、国内のドメイン市場は今後4 年間でおよそ2,1 50 億円に達すると見込んでいる。多 言語ドメイン名の導入、日本の企業のオンラインでのブランド戦略や商標保護の高まりにより、e コマー ス市場の急成長と共に、ドメイン名の需要が高くなると予想される。
イーラックス株式会社（店頭証券コード：6811）
イーラックス株式会社は、国際的なマルチ・プラットフォームを活用したデジタル取引の課金サービスに 加え、法人･個人向けにドメイン名の登録サービスを開始する。また、国内での一層の事業展開に加 え、東南アジア、米国、ヨーロッパにおいても子会社の設立や戦略的パートナーシップの締結等、世界 的な事業展開を現在推進中である。
スターリング・ホールディングス・リミテッド
スターリング・ホールディングス・リミテッドは、「.ai 」、「.ec 」および「.la 」(www.la)に対するTLD （トップ・レベ ルド・メイン）およびSLD （セカンド・レベル・ドメイン）の世界的な独占登録権を保有管理している。香 港、米・ロサンジェルスおよびシアトルにオフィスを持つ。
-- Translated Article
