本契約により eNIC に対して、i-DNS.net が先駆的に開発した i-DNS を利用して多言語ドメイン名を提供するライセンスが供与される。当面 eNIC は中国語、日本語、韓国語による Dot CC ドメイン名を提供することになるが、年内にも eNIC は、その国際的なマーケティング力によって、アラビア語、タイ語、タミール語も加える計画である。
eNIC の会長兼で最高経営責任者のブライアン・カートメル氏は、「eNIC にとり、これは重要な、またも第1人者となる分野なのです。この文字セットが提供されるのはレジストリ・レベルであり、実行する上でユーザーは新たにソフトを追加する必要がありません。ウェブの全てのユーザーは、言語の選択可能性と柔軟性により恩恵を受けることが可能です。i-DNS.net を利用して、当社は種々の共同社会間におけるインターネットの採用を急速に増加させ、真にグローバルなインターネットを創造できるでしょう」と語る。
今までドメイン名にはローマ字と英語アルファベットの使用のみが可能であった。多言語ドメイン名では、新しい登録者はそれぞれ自分の言語ルーツとユニークなネットの独自性を維持しつつ、対象とするウェブ視聴者にもっと焦点を当てたドメイン名で登録・利用することが可能となる。
i-DNＳ はユニコード上に構築され、現在55カ国語以上の言語 (中国語、日本語、韓国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、ヘブライ語、ロシア語、タイ語、タミール語を含む) と、それぞれの多重コード化をサポートする。一般に使用されているインターネットブラウザと完全な互換性があり、既存のドメイン名システム (DNS) と相互運用が可能でる。
i-DNS.net インターナショナルの最高経営責任者、マイケル・ウン氏は、「多言語ドメイン名が私たちの着手したマーケットに興奮と成功をもたらすのを目の当たりにしてきました。ENIC のような実績と信頼のあるグローバルな企業から継続的なサポートと肯定を得たことにより、i-DNS.net は、多言語の使用を可能にする重要な技術を全世界の人々提供する非常に優位な位置にいると言えます」と語る。
eNIC Corporation について
eNIC Corporation、http://www.enic.cc は、ワシントン州シアトルを本拠地とする私的インターネット企業です。.ccTLD の世界的レジストリで、.ccTLD の第2レベルドメインイン名のレジストラである。eNIC の会長兼最高経営責任者であるブライアン・カートメル氏によって1977年10月に設立された。eNICは現在、.ccTLD 内だけでも登録ドメイン数が300,000件を越える、国別コードTLD の世界第三位の規模を誇るレジストリでありレジストラである。「.cc」ドメインの登録者には、Intel Corporation、Amazon.com、Clear Channel Communications、GoodyearTire and Rubber、Coca-Cola Company を含む世界トップクラスの企業が含まれている。「.cc」のレジストリとして、eNIC は全ての「.cc」ドメイン名に関する全ての機能的情報の権限あるレポジトリとしての役割を担っている。同社はその7,000件以上もの提携先とマーケティングパートナーと共同で、世界中で「.cc」ドメインの市場開拓を行っている。
さらに詳しい情報をお求めの方は、http://www.enic.cc をご覧ください
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